みなさん、こんにちは。
今日は東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」にまつわるエピソードをご紹介します。
「ウエスタンリバー鉄道」は、蒸気機関車に乗ってアメリカの荒野を横断し、時の境界線を越え、恐竜たちが暮らす太古の世界まで駆け抜ける、歴史的な旅を体験できるアトラクションです。
現在、蒸気機関車は4台運行しています。
機械設計は、デンバー&リオ・グランデ鉄道用にボールドウィン・ロコモーティブ・ワークス社でつくられた1871年型蒸気機関車モンテスマ号にならっています。
コロラド号、ミズーリ号、リオ・グランデ号の3台は1982年につくられ、東京ディズニーランドのグランドオープニング日である1983年4月15日に運行を開始しました。
その後、4台目となるミシシッピ号がつくられ、1991年10月よりパークに登場しました。
お気付きの方も多いと思いますが、
4台の蒸気機関車には、それぞれアメリカの有名な川の名前が付けられています。
アメリカ西部のなかでも特に古い川と伝えられるコロラド川は、コロラド州のロッキー山脈に発し、1,450マイル(2,320km)を流れてメキシコ湾に注ぎ込みます。
世界のどの川よりもたくさんの峡谷を持ち、巨大で素晴らしい景観を誇るグランドキャニオンもコロラド川がつくり出したものです。
ミズーリ川はミシシッピ川最長の支流です。ロッキー山脈のモンタナ州内から始まり2,000マイル以上の距離(3,970km)を東に流れてミシシッピ川に合流します。
北アメリカ大陸で長い川のひとつであるリオ・グランデ川は、コロラド州からメキシコ湾までの1,900マイル(3,030km)を流れます。川の一部はアメリカ合衆国とメキシコの国境をなしています。
“父なる川”という異名を持つミシシッピ川は、北アメリカ大陸最大の川です。ミネソタ州からメキシコ湾までの2,350マイル(3,780km)を流れ、アメリカ合衆国を東西に分断します。
ウォルト・ディズニーは自宅に線路をひいてキャロルウッド・パシフィック鉄道と名付け、ミニチュアの蒸気機関車を走らせるほどの列車好きでした。
精巧なつくりと技術を駆使した列車に対する彼の情熱もまた、ウォルトが家族の全員が楽しめるテーマパークのコンセプトを思い付くきっかけになったと言われています。
いかがでしたか?次回「ウエスタンリバー鉄道」を訪れた際には、こんなエピソードも思い浮かべながら、アメリカ西部開拓時代や太古の世界の素晴らしい眺めを堪能してくださいね!
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- 株式会社タカラトミーは東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーとして「ウエスタンリバー鉄道」を提供しています。
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