みなさん、こんにちは。
本物の蒸気機関車に乗り込んで、時の境界線を超える冒険の旅を楽しめるアトラクションといえば、そう、東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにある「ウエスタンリバー鉄道」ですよね。
今日はそんな「ウエスタンリバー鉄道」より、普段は見過ごしがちなプラットホームやキャストについてお話ししましょう。
19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパの開拓者たちが熱帯地方に建てた建築物を思わせるこの駅舎。
さて、中央の階段を右側に上っていきます。
そこに、これから列車に積み込まれるのであろうたくさんの荷物を発見!
都市のご当地ステッカーが貼られた荷物もありますね。
ここが輸送の中心地であることが伺えます。
乗り場に面したブースの正面は、乗車券窓口です。
よく見ると、ブースの上部には“Telegraph Office”という看板も見られ、このブースが電報局の役割も果たしていることが分かります。
ブースの中をのぞいてみると…
乗車券窓口の職員用のイスがありますよ。
机の上には、卓上ランプ、時計、ノート、切符に穴をあける検札ばさみのほか、電報の送受信に使われる機械も置かれています。
棚に目を向けてみると…おやおや、なんだか仕事に関係のなさそうな物も多いような…!?
缶詰やバナナ、工芸品、薬が入ったビンなど、さまざまな物で埋め尽くされています。
ブースの反対側に“Supplies(雑貨)”と看板があったように、列車に乗り込む人々のための食糧や補給品をそろえているのでしょうか?
天井にも注目してみてください。
熱帯地方によく見られるシーリングファンが吊り下げられていますよ。
照明も、ガス灯のようなライトを大きな透明の球体で保護したハットライトが使われています。
そして、みなさんを列車に案内するキャストにも目を向けてみましょう。
ブラックの凛々しいコスチュームからはどこか西部の雰囲気が感じられますよね。
じつはこのスーツと帽子は、建物と同じく19世紀末から20世紀初頭に着用されていた、鉄道の車掌の標準的な制服なのだそうです。
彼らのふるまいにはいつだって鉄道に対する愛情が表れています。
列車に乗るために訪れるすべてのゲストのみなさんが安心して鉄道旅行を楽しめるよう、レールを点検することも大切な仕事です。
列車がいない隙に、安全第一でレールを渡ることも。
「ウエスタンリバー鉄道」に乗り込む前は、プラットホームやキャストの様子にも、ぜひ注目してみてくださいね。
楽しみ方が広がるかもしれませんよ♪
>>蒸気機関車に乗り、アメリカ西部をめぐる旅へ!「ウエスタンリバー鉄道」についてくわしくはこちら
ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用など、現在の対策と異なるシーンがございます。
健康と安全のための基本的な考え方については、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトをご確認ください。
Casting Department K.B.
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