【花と緑の散策】

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東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
いまの季節にパークで見ることができる植物をご紹介します。

<東京ディズニーランド>
 
チャボトウジュロの画像

チャボトウジュロの画像

モノリスの画像
 

【チャボトウジュロ:Chamaerops humilis】

科名/属名:ヤシ科チャボトウジュロ属
原産地:地中海沿岸
見頃:通年
場所:「プラズマ・レイズ・ダイナー」付近/トゥモローランド


唯一のヨーロッパ原産のヤシです。幹の高さは3m位と小型で成長は遅いですが、繊細に切れ込みの入った葉は美しく寒さにも強いので、パークの各所でアクセントとして使用しています。春に白い花を咲かせ、秋頃から赤色に熟した実を付けます。
シンデレラ城前のプラザから「スペース・マウンテン」を見ると、トゥモローランドの入口に鮮やかなブルー系の模様の入ったモノリスと呼ばれる塔と壁が立ち上がっています。その下で、トゥモローランドへとゲストのみなさんをお迎えしているのがチャボトウジュロです。私がパークの景観デザインの仕事に携わるようになる前からありますが、その意外性には当時のクリエイターの固定観念にとらわれないチャレンジ精神を感じます。

 
ゴンズイの画像

ゴンズイの画像
 

【ゴンズイ:Euscaphis japonica】

科名/属名:ミツバウツギ科ゴンズイ属
原産地:日本~中国(分布)
見頃:9月中旬~下旬(実)
場所:「蒸気船マークトウェイン号」付近/ウエスタンランド


「蒸気船マークトウェイン号」を降り、右側出口から出て周囲を注意深く観察すると、運がよければ樹木に付いた小さな赤い実に出会えるかもしれません。みなさんも探してみてください。ゴンズイという樹木の名称の由来は、人にとっては役に立たない魚のゴンズイと同じように役に立たない木だからという説もあり、ちょっとかわいそうですが・・・学名のエウスカフィスは、果実の美しい色と形を表しています。
秋に見られる赤く熟した果実と、中の黒い種のコントラストが印象的ですが、縦に白い筋の入った黒い樹皮や落葉樹らしからぬ濃い緑色の葉にも味わい深さがあります。多様な植物のあるアメリカ河の名脇役といったところでしょうか?
 
 

<東京ディズニーシー>
 
センニチコウの画像

センニチコウの画像


【センニチコウ:Gomphrena globosa】

科名/属名:ヒユ科センニチコウ属
原産地:熱帯アメリカ
見頃:9月上旬~10月末
場所:「ケープコッド・クックオフ」付近/アメリカンウォーターフロント


かわいらしい毬のような花が特徴の一年草です。じつは、この毬のような球体は苞(ほう:葉が変形したもの)の集合体で、実際の花はその中に小さく収まっています。花壇、寄せ植え、ドライフラワーなど用途が広く、初心者の方にも育てやすいですが、高温乾燥に強い反面、過湿は苦手なので、土が乾いてから灌水をおこなうようにしましょう。
センニチコウは千日紅と書きますが、その名の由来は、花期が夏~秋と長期で、サルスベリ(百日紅)より長く楽しめるから、という説があります。江戸時代から日本人に親しまれてきた花ですが、のどかな雰囲気のケープコッドの漁村の雰囲気にも、とってもマッチしています。

 
ハマユウの画像

ハマユウの画像

ハマユウの画像
 

【ハマユウ:Crinum asiaticum ver. japonicum】

科名/属名:ヒガンバナ科ハマオモト属
原産地:日本
見頃:9月(実)
場所:「シータートル・スーヴェニア」付近/マーメイドラグーン


ハマオモト属の仲間はインドやアジア熱帯、東アジアに分布していますが、ハマユウは日本(房総以西)や朝鮮半島の暖地の海岸に分布しています。寒冷には弱い植物ではありますが、東京ディズニーシーでは元気に育ってくれています。なお、宮崎県の花に指定されていて、夏には南国的な白い花をつけます。
太くて長い花茎の先に咲いた白い花が咲き終わった後、球形の実ができます。実から出た種は海水に浮くので、海を渡って旅をする種もいるんです。もしかしたら、マーメイドラグーンの海底王国を訪問したハマユウの種もいるかもしれませんね。

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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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>>過去の【花と緑の散策】の記事はこちらから

Engineering Division T.S.
Photos by R.O.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ

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