【花と緑の散策】

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2022年5月24日

東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん！
これからの季節にパークで見ることができる植物をご紹介します。

＜東京ディズニーランド＞

オクナ・セルラタの画像1

【オクナ・セルラタ：Ochna serrulata】

科名／属名：オクナ科オクナ属
原産地：南アフリカ
見頃：6月初旬～6月中旬（実）
場所：「プラザパビリオン・レストラン」付近／アドベンチャーランド

6月になると、真っ赤なガク片と、上に乗った小さくて黒い実を見ることができます。みなさんはこのユニークでかわいらしい姿を見て、何を連想しますか？じつはこの植物は英名をMickey-Mouse Plantといい、日本でもミッキーマウスツリーの愛称でよく知られています。通常は10～13℃以上の環境で育てるのですが、東京ディズニーランドでは屋外で冬越しができています。お日さまが大好きなので、なるべく日当たりの良い場所に植えてあげましょう。
Mickey-Mouse Plantと呼ばれるようになった由来は定かではありませんが、赤いガク片と黒い実がまるでミッキーマウスのようです。東京ディズニーシーにもありますので、探してみてくださいね。

＜東京ディズニーシー＞

スカシユリの画像1

【スカシユリ：Lilium maculatum】

科名／属名：ユリ科ユリ属
原産地：日本
見頃：6月～7月初旬
場所：「ケープコッド・クックオフ」付近／アメリカンウォーターフロント

ケープコッドの灯台、ハリケーンポイント・ライトハウスの近くに行くと、あざやかな朱色のスカシユリの花が咲いています。本州沿岸の岩場や砂地に分布し、その生命力の強さをあらわすように、花が天に向かって上向きに咲くのが特徴です。病気を予防するために、秋になって葉が黄化してきたら、地上部は切り取るようにします。
昔からケープコッドは寒波や嵐などさまざまな災害に見舞われてきたようなんですが、住民たちはそのたびにすぐに立ち直り、村を元どおりにしてきました。灯台の下のスカシユリも、ケープコッドの村人と同じようにたくましく成長し、毎年素敵な花を見せてくれます。

ここからは、ほかにも見頃を迎える植物の名前をいくつかご紹介します。
ご来園の際はぜひ、パークならではの風景といっしょに写真におさめてみてくださいね。

エスカロニアの画像1

【エスカロニア：Escallonia sp.】

科名／属名：ユキノシタ科エスカロニア属
原産地：南アメリカ
見頃：5月中旬～6月中旬
場所：「クリッターカントリー入口」付近／クリッターカントリー

【ぶどう“デラウェア”（手前）、“タノレッド”（奥）：Vitis spp.】

科名／属名：ブドウ科ブドウ属
原産地：北アメリカ、ヨーロッパ
見頃：6月～8月上旬（実）
場所：「美女と野獣“魔法のものがたり”」付近／ファンタジーランド

【アジサイ：Hydrangea macrophylla】

科名／属名：アジサイ科アジサイ属
原産地：日本
見頃：5月下旬～7月頃
場所：ウォーターフロントパーク付近／アメリカンウォーターフロント

【ニューギニアインパチェンス：Impatiens×hawkeri】

科名／属名：ツリフネソウ科ツリフネソウ属
原産地：ニューギニア
見頃：5月頃～6月頃
場所：「ドックサイドダイナー」付近／アメリカンウォーターフロント

いかがでしたか？パークにはたくさんの植物が植えられています。
気になる植物があったら、ぜひおしえてくださいね。

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※パークの状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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Photos by R.O.

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