【花と緑の散策】

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東京ディズニーリゾートには四季折々に見ごろを迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。
 
シマトネリコの画像

シマトネリコの画像


【シマトネリコ:Fraxinus griffithii】

科名/属名:モクセイ/トネリコ
原産地:インド~台湾
見頃:通年
場所:「グーフィーのペイント&プレイハウス」付近(トゥーンタウン)


ディズニーアニメーションのキャラクター(トゥーン)たちが住むトゥーンタウンには、いろいろな不思議があります。この樹も大きなぼんぼりのような球形になっています。これだけ大きい球形の樹はパーク中を探してもここにしかありません。

これはシマトネリコという樹で、日当たりのいい場所に水はけ(排水性)と水持ち(保水性)のよい土を好みます。極端な乾燥を嫌う以外は、丈夫で成長も早く、刈込にも耐えます。南方の木なので、関東あたりだと寒波で落葉することがありますが、春には芽吹きます。

 
カイズカイブキの画像

カイズカイブキの画像


【カイズカイブキ:Juniperus chinensis var. Kaizuka】

科名/属名:ヒノキ/ビャクシン
原産地:日本~中国
見頃:通年
場所:「グーフィーのペイント&プレイハウス」付近(トゥーンタウン)


トゥーンたちのいたずら好きはとどまるところを知りません。この樹が何に見えますか?じつはこれ、穴の開いたチーズの樹なんです。

この樹は、過湿に弱いのでとにかく日に当て、水やりは不要です。土質も選ばず、乾燥にも強く、病害虫被害もほとんどありません。剪定にも刈込にも耐え、形をつくるのも簡単ですが、深く切りすぎるとトゲのある葉が出てくるので注意が必要です。

 
フランネルフラワーの画像

フランネルフラワーの画像


【フランネルフラワー:Actinotus helianthi】

科名/属名:セリ/アクチノータス
原産地:オーストラリア
見頃:9~12月
場所:プラザ周辺(ワールドバザール)


日当たりのいい場所に水はけのよい土で植えます。高温多湿が苦手なので、日本の夏は不向きです。乾かし気味に管理しますが、極端に乾燥させると枯れてしまうので注意が必要です。
真っ白な産毛が特徴的な花ですが、白いところは花弁ではなく葉が変化した部分です。高山植物のエーデルワイスにも似ていますね。

 
オンシジュームの画像

オンシジュームの画像


【オンシジューム:Oncidium cv.】

科名/属名:ラン/オンシジューム
原産地:中南米
見頃:9~12月
場所:「スイスファミリー・ツリーハウス」付近(アドベンチャーランド)


樹木などにくっついて生育する着生ランです。常に水分があると痛むので、夏場はミズゴケが完全に乾いてから、冬場は2~3日干してから水を与えます。直射日光を避けるために、50%遮光して育てます。
冬の屋外にランを植えてあるのは意外かもしれませんが、ランは高温多湿に弱く日本の夏の暑さが苦手な反面、寒さには案外強いんです。クリスマスやお正月の飾りにランがよく使われるのは、このためなのですね。

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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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>>過去の【花と緑の散策】の記事はこちらから

 
Engineering Division Y.K.
Photos by M.M.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ

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