知る人ぞ知る、すごい(?)建築家のおはなし

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みなさん、ハーウディドゥー(こんにちは)!
 
世の中には、ある特別な才能に秀でた人たちがいます。その特別な才能には、“物をつくるのがうまい”というものもあって、建築家という職業で知られている人たちもいます。
そして、そういった建築家がつくったものの中には、たとえば、サグラダ・ファミリアと言えば、アントニオ・ガウディというように、つくった人の名前がすぐ浮かぶものもあれば、コロッセオのように、よく耳にするのにつくった人の名前が出てこないものもあります。
そんな建築物が東京ディズニーランドにもあるのです。
 
というわけで、今日は東京ディズニーランドのある地域で建築物ツアーをしてみようと思うのです。
さて、どこだと思いますか?東京ディズニーランドと言えば、ワールドバザールのヴィクトリア朝様式だろうですって?
それは、そのとおりですが、それではあまりに簡単すぎなので、ちょっと別のところを考えています。

勘の良いみなさんならもう、おわかりですね?
今日のあいさつ、「ハーウディドゥー」が交わされる場所。
答えは、クリッターカントリーです!
クリッターカントリー「スプラッシュ・マウンテン」の画像

アライグマのラケッティが、密造酒づくりに失敗したことがきっかけで、チカピンヒルが「スプラッシュ・マウンテン」に変わってしまったことをご存知の方は多いかもしれませんね。
ラケッティは、反省して(?)、いまではソフトドリンクなどを売っていますが、みなさんはこの騒動の際に大活躍した建築家兄弟がいたことはご存知でしょうか?
 
その名は、ビーバーブラザーズです。
 
「ん?どこかで聞いたことがある」と思われたみなさん、大当たり!
そうなんです。パークでは、カヌー探険で知られているあの兄弟です。ただ、ふたりがつくったのはカヌーだけではないんです。
ラケッティはその失敗の際に、クリッターカントリーのある大切な施設を壊してしまったのですが、その丸太を拾い集めてつくられたのが、何をかくそう「スプラッシュ・マウンテン」のボートなんです。
 
もちろん、もとを正せば、その施設もこのふたりがつくったんですけどね。自分たちのつくったものが壊れても、次に何ができるのかと考えるこのポジティブ思考。すばらしい建築家魂ですよね!
そして、「グランマ・サラのキッチン」は、同じくチカピンヒルのあとにできた山を利用してつくられました。
その証拠に、レストランのある小道では、外灯や柵、レストランでは窓やイスにビーバーの最高の仕事ぶり(かじり跡)が感じられる力作の数々を見ることができます。
「ビーバーブラザーズのカヌー探険」の看板では、張り切りすぎたのか、穴があいてしまっていますが、こちらは問題ないようです。

「グランマ・サラのキッチン」のテラス席の画像

「グランマ・サラのキッチン」の看板画像

「ビーバーブラザーズのカヌー探険」の看板画像
 
ふたりのポリシーは“Eager to Build Our Reputation(信用を築くことに熱心であれ)”。
事務所の看板にも掲げられていますが、クリッターカントリーにある彼らの仕事ぶりを見れば、彼らがどれほど信頼されているかもわかるというもの。あの、「グランマ・サラのキッチン」の建築もサラおばあちゃんがオーダーしたそうですよ。
事務所の看板画像
 
じつは近くに家もあるんですよ!
「グランマ・サラのキッチン」のある洞窟のずっとずっと上を見上げてみてください。ビーバーの風見のついた家が見えませんか?
ビーバーの風見のついた家の画像

え?ふたりの顔が見たい?
それでは、ヒントだけ。「グランマ・サラのキッチン」の中を探してみてください!
ビーバーブラザーズの二人が描かれた画像

>>クリッターカントリーへはこちら!
 
Resort Creation Department O.H.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ
 

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