【花と緑の散策】
2019年11月13日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。
【コクリュウ:Ophiopogon planiscapus cv.Ngrescens】
科名/属名:キジカクシ/ジャノヒゲ 原産地:日本 見頃:通年
場所:「ホーンテッドマンション」付近(ファンタジーランド)
耐陰性があるので半日蔭の場所が最適です。腐植質に富んだ水はけのいい土に植えます。鉢植えでない限り、水やりは不要です。
暗すぎる所に植えると、黒色ではなく、緑色の葉が出てきやすくなります。その場合はすぐにその葉を抜かないと、どんどん増えてきてしまいます。
【スズランノキ:Zenobia pulverulenta】
科名/属名:ツツジ/ゼノビア 原産地:北アメリカ東南部 見頃:11~12月場所:「蒸気船マークトウェイン号」付近(ウエスタンランド)
日当たりが悪いと花付が悪くなり、きれいに紅葉しなくなってしまいます。その反面、真夏の強光線は苦手なので、西日が当たらないようにしてください。極端な乾燥を嫌うので、水管理にも注意が必要です。
日本の紅葉を楽しむ樹と違い、平地でもきれいに紅葉します。世界三大紅葉樹のひとつだそうです。
【シソ:Perilla frutescens var.crispa】
科名/属名:シソ/シソ 原産地:中国~東南アジア 見頃:6~11月
場所:「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・ コモ・マイ!”」付近(アドベンチャーランド)
日当たりのいい場所に肥沃な土で植えます。乾燥に弱いのでマルチング(わらやビニールで耕地を覆うこと)をするなどして、土壌水分を保ちましょう。真夏の日光に当てると葉が堅くなったりするので、夏場は遮光します。
緑の葉は大葉として有名ですし、赤い葉は梅干しに色を付けたりするので有名です。この緑と赤を隣同士に植えておくと、表が赤で裏が緑のリバーシブルのシソができます。
【トックリキワタ(幹):Chorisia speciosa】
科名/属名:パンヤ/キワタノキ 原産地:南アメリカ 見頃:通年
場所:「カリブの海賊」付近(アドベンチャーランド)
とにかくよく陽に当てます。熱帯原産なので、どんな強光線も物ともしません。土質は特に選びませんが、過湿に弱いので、水はけのいい土に植え、乾燥気味に管理します。
若木のころに比べて、幹が太くなるとトゲも大きくなり、鋭さは減ってきます。しかし、手入れをするときに痛いことに変わりはないので気をつけましょう。若いうちにトゲを取ると、痕も残さずきれいに取れるそうですよ。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ