みなさん、こんにちは。
今回は東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントから、とってもたくましいお店をご紹介します。それはこちら!ニューヨークの港の桟橋にあるフードワゴン「バーナクル・ビルズ」。
一見素朴な掘建て小屋ですが、たくましい点が3つあります。
1つは、ほとんど拾ったものでお店を建てていること。よく見るとさまざまな廃材を組み合わせたパッチワークのような壁になっています。中にはフジツボがついたままの板もあるんですよ。
屋根にはやや立派な“SNACKS”の看板が。これもどこかから拾ってきたものかもしれませんね。この造りで港に暴風雨が吹きつけても耐えているなんて、なんともたくましい限りです!
もう1つたくましい点は、希少な恐竜の骨を全力で客寄せに利用していること。このトリケラトプスの頭蓋骨は北米国立博物館の展示物なのですが、展示室が完成する前に港に届いてしまったため、博物館と以前から交流のあった「バーナクル・ビルズ」が、一時的に保管場所として店頭のスペースを提供したのです。
さっそくあちらこちらに宣伝文句を掲げ、メニューよりも恐竜をアピールして客を呼び込みます。チャンスは最大限生かす。このたくましさは見習いたいですね!
そして、最後のたくましい点は「バーナクル・ビルズ」というお店の名前です。“バーナクル“とは“フジツボ”という意味で、“バーナクル・ビル”は顔がフジツボに覆われた岩のようになっている船乗りのニックネームです。船乗りたちにとって、そう呼ばれることは誇り高く勇敢な船乗りの証であるため、気を悪くすることはないそうです。「バーナクル・ビルズ」という店名自体が、たくましい響きを持つ言葉なんですね。
いかがでしたか?このようなたくましいエネルギーもニューヨークの活気のひとつです。港で恐竜の骨を見かけたら、ぜひ「バーナクル・ビルズ」を訪れてみてくださいね。
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Resort Creation Department M.H.
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