【花と緑の散策】
2019年4月25日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見ごろを迎える植物がたくさん!
今の季節に東京ディズニーシーで見ることができる植物をご紹介します。
【クヌギ(花):Quercus acutissima】
科名/属名:ブナ/コナラ 原産地:東アジア 見頃:4月
場所:「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近(メディテレーニアンハーバー)
日当たりが良好で水はけのいい場所に植えます。樹林の中に分布しているので、半日陰くらいには耐えます。大きくなるので庭に植えるときは剪定が必要です。雌雄同株ですが雌雄異花で雄花と雌花があります。雄花は黄色く垂れ下がり、春に里山に入るとそれなりに目立つ花なのですが、桜と同時期に咲くので、かわいそうにほとんど注目されません。
【リモニウム・スウォロウィー:Limonium suworowii】
科名/属名:イソマツ/リモニウム 原産地:中央アジア 見頃:4~5月
場所:「スカットルのスクーター」付近(マーメイドラグーン)
日当たりが良好な場所に水はけのいい土で植えます。過湿が嫌いなので風通しにも注意しましょう。地植えの場合には、よほど乾燥しない限り、水やりは不要です。
この花を見てスターチスの仲間だとわかる人は、かなりの園芸通です。葉がすべて根出葉なので姿形が全然違いますが、花壇のアレンジにはとても重宝する花です。
【ローダンセマム:Rhodannthemum hosmariense cv.】
科名/属名:キク/ローダンセマム 原産地:北アフリカ 見頃:3~4月
場所:「マクダックス・デパートメントストア」付近(アメリカンウォーターフロント)
水はけのいい土で日当たりの良好な場所に植えます。多湿を嫌うので乾かし気味に管理します。過湿になると立枯病が増えてしまいます。
夏の高温多湿が嫌いです。本来は多年草なのですが、大抵の人は梅雨の時期に枯らしてしまいます。夏越しさせたい場合は梅雨前に根本付近でバッサリ切ってください。風通しがよくなり、夏越ししやすくなります。
【ネメシア:Nemesia caerulea cv.】
科名/属名:ゴマノハグサ/ネメシア 原産地:南アフリカ 見頃:3~4月
場所:「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」付近(メディテレーニアンハーバー)
日照が不足すると徒長(むだな成長)しやすい植物なので、なるべく日に当てて育てます。多湿を嫌うので水はけと風通しにも注意してください。雨に当たると花が痛むので、鉢植えの場合は軒下などに避難します。
宿根草タイプと一年草タイプがあり、二つの交雑種も流通しています。宿根タイプは淡い花色、一年タイプははっきりした花色が特徴です。どちらも花期が長くアレンジしやすい植物です。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ