【花と緑の散策】
2017年3月21日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!今回は比較的育てやすく、インテリアなどにも活用されている人気の多肉植物特集です!
みなさんは、東京ディズニーリゾートにもたくさん植わっているのをご存知ですか?
今回は東京ディズニーシーのマーメイドラグーンにあるアトラクション「フランダーのフライングフィッシュコースター」の入口近くで見ることができる多肉植物を、担当者のコメントとともに紹介していきます。
【エケベリア“白牡丹”:Echeveria cv.Sirobotan】
科名/属名:ベンケイソウ/エケベリア 原産地:中央アメリカ 見頃:通年
多肉植物なので完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。「白牡丹」は冬季休眠型ですが、冬でも日に当ててください。春からの成長に影響が出てしまいますよ。
オープン当時から植わっているベテラン植物ばかり。中でもここは、マーメイドラグーンの海の中の世界で、色とりどりのサンゴ礁を表現しています。
【クラッスラ“若緑”:Crassila lycopodioides var.pseudlycodioides】
科名/属名:ベンケイソウ/クラッスラ 原産地:南・熱帯アフリカ 見頃:通年
半日陰でも育ちますが、あまり暗いとムダに伸びてしまいます。夏の暑さは平気ですが、冬は軒下ぐらいの、霜と雨の当たらない場所が適します。
多肉植物の中でも変わった形ですが、サンゴに見える点では1番ではないでしょうか。
【ハオルチア“オブツーサ”:Haworthia obtusa】
科名/属名:ユリ/ハオルチア 原産地:南アフリカ 見頃:通年
岩陰などに自生しているので、夏の強光線は避けた方が良いでしょう。水を与えすぎても少なすぎてもキレイな形にはなりません。加減が難しいですが、その分育てがいのある植物ですよ。
先端の透明な窓がとっても不思議ですよね。実は、この透明な部分から葉の中まで日光を取り入れて光合成をするんです。この魅力的な窓をいかに美しく維持するのかが、腕の見せどころです。
【サンセベリア“バキュラリス”:Sansevieria bacularis】
科名/属名:リュウゼツラン/センセベリア 原産地:南アフリカ 見頃:通年
完全に日陰になる室内でも耐えますが、明るいに越したことはありません。出せるのであれば、日なたに出すようにしましょう。また、表皮にしわが寄ったからといって諦めてはいけません。その状態から水を与えても間に合いますよ。
「生きた空気清浄機」という異名がある面白い植物です。
【クラッスラ“神刀”:Schefflera ocotophylla】
科名/属名:ベンケイソウ/クラッスラ 原産地:南アフリカ 見頃:通年
ほかの種類と同じように完全に乾いたらたっぷり水を与えます。生育期は春~秋ですが、1年を通して良く日に当てるようにしましょう。
とてもかっこいい名前は「シントウ」ではなく「ジントウ」と読みます。日本の刀に見えるのでこの名前が付いたようですよ。ちなみに「ゴッドファーザー」の別名もあるのですが、なんとなく感じが出てますよね。
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※パーク状況によって、予告なく植物が植えかえになる場合があります。ご了承ください。
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Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I./N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ