皆様のお声をお聞かせください。
閉じる
【花と緑の散策】
お気に入り
2015年12月21日
東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん！
今の季節に東京ディズニーシーで見ることができる植物を担当者のコメントとともに紹介します。
【オウゴンコノテガシワ：Thuja orientalis cv.】
科名/属名：ヒノキ/コノテガシワ 原産地：中国南西部 見頃：通年
場所：ディズニーシー・アクアスフィア 周辺（ディズニーシー・プラザ）
耐寒性・耐暑性共に強く、丈夫な植物です。肥沃で適湿な土壌がぴったりで、乾燥を嫌います。
春先に芽吹く新芽がキレイな黄金色に染まることから、この名が付けられました。夏は緑、秋から冬は赤みを帯びるので四季の彩りを楽しむことができます。
【トウジュロ：Trachycarpus wagnerianus】
科名/属名：ヤシ/シュロ 原産地：中国南部 見頃：通年
場所：ミッキー＆フレンズ・グリーティングトレイル 周辺（ロストリバーデルタ）
ヤシ科ですが半日陰でも生育します。排水の良い土を好み、乾燥にも強いです。雌雄異株（しゆういしゅ）なので実のなるものと、そうでないものがあります。
成長が遅く樹姿が乱れないので管理の手間がかかりません。さらに、半日陰にも耐えるので、樹林の奥に植えこんでジャングルの雰囲気づくりに重宝しています。
【フイリツワブキ：Farfugium japonicum var.variegata】
科名/属名：キク/ツワブキ 原産地：日本～中国 見頃：11～12月
場所：トリトンズ・キングダム 入口付近（マーメイドラグーン）
明るい日陰ぐらいの場所に、有機質に富んだ適湿な土に植えます。半日陰ぐらいには耐えますが、あまり暗いと折角の斑がぼやけてきてしまいます。
本来和風の植物で、庭園の樹林の足元などに良く使われる植物ですが、ここでは海辺を彩るサンゴの仲間をイメージして植えています。意外とマーメイドラグーンの風景にもマッチしていると思いませんか？
【ウツボカズラ（花）：Nepenthes cv.】
科名/属名：ウツボカズラ/ウツボカズラ 原産地：東南アジア 見頃：11～12月
場所：ミッキー＆フレンズ・グリーティングトレイル 周辺（ロストリバーデルタ）
日当たりと湿度を好みますが、真夏の高温には弱い種類があるので、注意しましょう。根元を濡らすだけでなく、空中湿度も必要です。
独特な形の捕虫袋が有名ですが、花を見たことのある人は少ないのではないでしょうか？あの捕虫袋からは想像できないくらい、小ぶりでチャーミングな花ですよね。
【ディッコンドラ：Dichondra argentea】
科名/属名：ヒルガオ/ディッコンドラ 原産地：オーストラリア 見頃：10～12月
場所：スカットルのスクーター 付近（マーメイドラグーン）
日光を好みますが、あまり暑いと蒸れて傷みが出ます。ですので、水はけの良い土に乾かし気味に育てましょう。伸びすぎた場合には先端の芽を摘み取る、いわゆる“ピンチ”をすると、密度が濃くなり、見た目もキレイに見えます。
生育旺盛でグランドカバーにもハンギングにもなる、万能な植物です。ここでは寄せ植え花壇の根締めとして、花と花との間の土を隠すのに活躍しています。
-------------------------------------------------------
※パーク状況によって、予告なく植物が植えかえになる場合があります。ご了承ください。
-------------------------------------------------------
Engineering Division Y.K
Photos by Y.I. / E.N. / N.N.
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ
