【花と緑の散策】

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東京ディズニーリゾートには四季折々に見頃を迎える植物がたくさん!今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物を担当者のコメントとともに紹介します。

ルピナス,東京ディズニーランド

【ルピナス(ラッセル系):Lupinus polphyllus hybrid】
科名/属名:マメ/ハウチワマメ 原産地:カリフォルニア~カナダ 見頃:3~5月
場所:ファンタジーランド(プーさんのハニーハント付近)
日当りがよく適度な湿気があり、水はけのよい所を好む植物です。宿根草(冬の間に地上部だけが枯れて休眠し、春に再び生長する種類)ですが、普段は1年草として楽しむことが多いですね。1860年頃ジョージ・ラッセルさんが、世界中に分布しているルピナスから品種改良したことで生まれました。現在ではルピナスというと、ラッセル系を思い浮かべる人が多いようです。

アイスランドポピー,東京ディズニーランド

【アイスランドポピー:Papaver nudicaule】
科名/属名:ケシ/ケシ 原産地:北半球の極地 見頃:3~5月 
場所:ワールドバザール(パートナーズ像付近)
水はけがよく軽くて湿り気のある土と、日当りのよい場所を好みます。花色もいっぱいあり、長期間に次々と花を咲かせる優れモノですが、花をたくさん咲かせるためには、肥料を切らさないように注意が必要です。

ユキヤナギ,東京ディズニーランド

【ユキヤナギ:Spiraea thunbergii】科名/属名:バラ/シモツケ 原産地:中国~日本 見頃:4月 
場所:ファンタジーランド(白雪姫の願いの井戸付近)
土質は選びませんが、日当りがよく湿り気のある環境を好みます。本来は純日本的な雰囲気の花なのですが、このあたりやプーさんのハニーハント周辺を彩っているところを見ると、ファンタジーランドの雰囲気にも似合っているから不思議です。

ハナモモ,東京ディズニーランド

【ハナモモ:Prunus persica cv. Pyramidalis】
科名/属名:バラ/サクラ 原産地:中国 見頃:4月 
場所:ファンタジーランド(ホーンテッドマンション付近)
水はけがよく肥沃で腐植質(枯れた植物などを微生物が分解することでできる物質)をたっぷり含んだ土壌を好みます。春に花を咲かせるためには、適度に寒い冬を越える必要があります。紅白二色咲いていますが、どちらもハナモモなんですよ。日本人は紅白というとおめでたいイメージを持っていますから、幽霊たちが住む館「ホーンテッドマンション」には似合わないという人もいます。

ベニバスモモ,東京ディズニーランド

【ベニバスモモ:Prunus cerasifera var.atropurpurea】
科名/属名:バラ/サクラ 原産地:西南アジア・コーカサス 見頃:4月
場所:ファンタジーランド(ホーンテッドマンション付近)
日当りがよく、肥沃で水はけのいい土壌に植えます。耐寒性はかなり高いですが、育てる場合は関東より西側が適していますね。4月に咲く花もとても見応えがあるのですが、その後に出てくる葉っぱも、名前の通り赤っぽい色で美しく、観賞するのにオススメです。さらに同じような色の小さくかわいらしい実もなるんですよ。

 

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 ※パーク状況によって、予告なく植物が植え替えになる場合があります。ご了承ください。
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>>過去の記事はこちらから
 

Engineering Division Y.K.
Photos by Y.I.

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