【ニュース!】今後の施設開発計画について
2016年4月27日
東京ディズニーランド/東京ディズニーシー
今後の開発計画について
株式会社オリエンタルランドは、2020年度までの東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの開発計画の一部について決定いたしましたので、お知らせいたします。
当社では、2014年にお知らせした「2023ありたい姿」において、「2023年までに高い満足度を伴った入園者数を恒常的に3,000万人レベルとする」ことを目標として掲げておりましたが、2014年度以降の入園者数レベルが当社の想定よりも早いペースで高まりを見せていることを受け、この目標の達成を2020年度へと前倒して実現するために、これまでお知らせした開発計画の一部を見直すことといたしました。
当社では、年間500億円レベルの継続的な投資を通じて、新規エリアや大型アトラクションといった大規模開発からサービス施設の充実に至るまで、あらゆる視点でパークの環境づくりを推進し、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを世界で唯一の魅力に満ち溢れたテーマパークへと進化させてまいります。
1.東京ディズニーランドの施設開発計画
現在トゥモローランドにある「グランドサーキット・レースウェイ」や「スタージェット」、一部の飲食施設、商品施設をクローズし、ファンタジーランドの新エリアとして大型アトラクションを有する「美女と野獣エリア(仮称)」や、ライブエンターテイメントシアターをオープンさせるほか、隣接するトゥモローランド、トゥーンタウンに新規アトラクション、新規キャラクターグリーティング施設を導入します。これら新規エリア/新規施設の開発に向けた総投資額は750億円レベルとなる見込みです。
また、このほかにもアトラクションやエンターテイメントプログラムの刷新やリニューアルを実施する予定です。
◆「美女と野獣エリア(仮称)」
ディズニー映画『美女と野獣』の世界を体感できる新エリアがファンタジーランドにオープンします。
このエリアには、野獣の住む城やベルたちの住む村があり、まるで映画の世界に入り込んだような風景が広がっています。野獣の住む城にはディズニー映画『美女と野獣』をテーマにした日本オリジナルの大型アトラクションが導入されるほか、ベルたちの住む村にはショップやレストランがオープンします。
※画像はイメージであり、今後変更になる場合があります
◆ライブエンターテイメントシアター(名称未定)
ライブエンターテイメントが繰り広げられる東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアターがファンタジーランドの新エリアにオープンします。絵本から飛び出してきたようなこのシアターでは、ディズニーキャラクターたちによる東京ディズニーランドオリジナルのエンターテイメントプログラムが繰り広げられます。
ライブエンターテイメントシアターの外観 ライブエンターテイメントシアターの内観※画像はイメージであり、今後変更になる場合があります
◆『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)
トゥモローランドには、ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにしたライドアトラクションがオープンします。
また、アトラクションの隣には、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを通じて初となるポップコーンの専門ショップがオープンします。宇宙をテーマとしたこのショップでは複数のフレーバーのポップコーンを販売します。
※画像はイメージであり、今後変更になる場合があります
◆新キャラクターグリーティング施設(名称未定)
トゥーンタウンにはミニーマウスのキャラクターグリーティング施設がオープンします。
※画像はイメージであり、今後変更になる場合があります
※ 新規エリアや新規施設の導入に伴い、現在トゥモローランドにある「グランドサーキット・ レースウェイ」は2017年1月11日(水)、「スタージェット」*、「スペースプレース・ フードポート」、「ソーラー・レイズ・ライトサプライ」は2017年10月10日(火)、「ラ イトバイト・サテライト」は2017年10月17日(火)をもってクローズいたします
* : 「スタージェット」は現在、日本航空株式会社が提供しているアトラクションです。「スタージェット」のクローズに伴い、 2017年10月11日(水)からは、東京ディズニーランドの「ミッキーのフィルハーマジック」が、日本航空株式会社の 提供施設となります
2.東京ディズニーシーの施設開発計画
メディテレーニアンハーバーに、シミュレータータイプの大型アトラクションを導入します。また、このほかにもアトラクションやエンターテイメントプログラムの刷新やリニューアルを実施する予定です。
◆メディテレーニアンハーバーの新アトラクション
海外のディズニー・テーマパークで高い人気を誇る大型アトラクション「ソアリン(仮称)」を導入します。東京ディズニーシーではオリジナルのシーンも加わった最新の映像をお楽しみいただけます。
「ソアリン(仮称)」の外観 「ソアリン(仮称)」の体験シーン※画像はイメージであり、今後変更になる場合があります
3.ソフト(人財力)の強化ならびにパーク環境の整備(2パーク共通)
教育制度や研修制度の拡充によってゲストサービスに関する知識やスキルの向上を図るとともに、充実した褒賞制度やコミュニケーション施策を通じて働きがいや成長を感じることのできる環境づくりをこれまで以上に推進し、ディズニー・テーマパークとして欠かすことのできないキャストによるホスピタリティを更に高めてまいります。
また、アトラクションやエンターテイメントプログラムの拡充以外にも、ショップ・レストランからサービス施設に至るまで、パーク体験に関わるあらゆるシーンの環境整備を推進してまいります。
4.2021年度以降の方針について
2021年度以降、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを更に進化させるべく、現在開発計画を検討しております。
東京ディズニーランドでは、この度のファンタジーランドを含めた7つのテーマランドすべてを開発対象に、エリア規模での刷新を順次おこなうなどインパクトのある開発をおこなってまいります。
一方、東京ディズニーシーでは、世界で唯一の海をテーマにしたディズニー・テーマパークとして飛躍的な進化を遂げるべく、複数の拡張用地を活用した大規模なパーク開発をおこなうことで、質・量ともに体験価値を大幅に向上させてまいります。
このほか、東京ディズニーリゾート内のホテル客室数の増加など、東京ディズニーリゾート全体の価値向上に向けたさまざまな検討を進めていく予定です。
なお、東京ディズニーリゾート事業以外の新規事業につきましては、目標とする時期を限定することなく、1セグメント化を目指し引き続き検討を進めてまいります。
本リリースにてお知らせした内容以外にも、当社では東京ディズニーリゾートの価値向上に向けたさまざまな開発計画の検討を進めております。これらにつきましては、決定次第順次お知らせをしてまいります
_________
本日4月27日に報道関係者向けにリリースを配信しました。
※本リリースは、2016年4月27日に発信したものに、2017年9月22日付で一部修正を加えたものです
【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ
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