
「東京ディズニーリゾート絵はがきコンクール2011」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。保育園・幼稚園部門、小学校低学年部門、小学校高学年部門、中学校部門、高等学校部門の全5部門を合わせて、今回は昨年度を大きく上回り、6,500通を超える夢いっぱいの作品が集まりました。
有識者による厳正なる一次審査、最終審査を経て、86点が入賞しました。また、【後援団体特別賞】には8校の園・学校が選ばれました。
入賞された皆さん、及び後援団体特別賞を受賞した園・学校には2012年2月初めに賞状と記念品をお送りいたします。また、学校団体でご応募いただいた皆さんへの参加賞も皆さんへの参加賞も2012年2月初めにお送りいたします。
全国造形教育連盟賞
千葉県 学校法人アゼリー学園 浦安幼稚園(95作品)
【講評】
子どもたちに色々な描画材に挑戦させています。描いていることに決まった形がなく、1人ひとりが思い思いの感じ方をしながら描いているのが大きな特徴となっており、今回の受賞となりました。(時任勝先生)
日本教育美術連盟賞
大阪府 大阪狭山市こども園(134作品)
【講評】
思い思いの絵柄ですが、それぞれ子どもの表情や想いが伝わってくる作品です。同じ油性マーカーで描かれていますが、もっと色々な彩画材料で描くと、さらに想いが伝わってくるでしょう。全体的に楽しい表現になっています。園全体をあげて作品を寄せており、取組みへの意欲が感じられます。(末延國康先生)
全国造形教育連盟賞
東京都 八王子市立七国小学校(44作品)
【講評】
低学年・高学年ともに、バランス良く作品を出していただいています。特に高学年は、キャラクターを描くことや、自分が描くということに対する愛情を持って取り組んでいる作品が多いことがとても良いと思います。
低学年は、自分の思ったように素直に表現しており、描画材に関しても色鉛筆や細いペンなど、色々な画材を使う試みをし、表現に低学年らしさが出ています。じょうずかへたかではなく、ていねいで、愛情を感じます。描くことを楽しんでいるのが伝わってきます。(時任勝先生)
日本教育美術連盟賞
神奈川県 横須賀市立北下浦小学校(116作品)
【講評】
低学年で作品を寄せて下さいました。描いた児童それぞれの、自分の想いが表されています。たとえば「建物について」「そこで働いているキャストの人」「家族と来た思い出」「また遊びに来たい」「お友達と一緒に来たい」…といった想いです。低学年として幅広い表現がみられます。
色鉛筆で色を仕上げるとき、部分的に塗っているものもあれば、全体として色鉛筆で仕上げているものもありました。色をもっと塗りこんで仕上げると、さらに良くなる作品もあったはずです。全体的に、良く描けていると思います。(末延國康先生)
全国造形教育連盟賞
神奈川県 横浜市立緑が丘中学校(364作品)
【講評】
多くの作品を寄せて頂き、学校全体でこのコンクールに取り組んで下さったことがとても評価できると思いました。そして全体に作品の仕上がり方がていねいで、1つひとつ気持ちを込めて描いてくれた生徒が多かったです。このコンクールの重要なテーマの1つであるメッセージにも心に伝わってくるものがあり、よく考えられていると思います。(時任勝先生)
日本教育美術連盟賞
京都府 京都市立松尾中学校(41作品)
【講評】
「ディズニー」について幅広く捉え、ミッキーマウスに限らず、色々なキャラクターを取り上げています。表現方法も、色鉛筆、油性マーカー、絵の具、貼り絵など、様々な方法を使っているのが良いと思います。
中学生らしく、自分を中心に、ディズニーとの喜びや親しみを表現しています。全体的に、大変良く取り組まれています。(末延國康先生)
全国高等学校美術工芸教育研究会賞
佐賀県立武雄高等学校(25作品)
【講評】
全体として、しっかりと表現させようとしています。仕上げまできちんとしています。絵の具を使ってしっかりと塗らせており、しっかりと塗ることで、全体を良くまとめていると思います。表現の幅がもう一歩あれば、より素晴らしかったです。(風間正幸先生)
全国高等学校美術工芸教育研究会賞
千葉県立市川工業高等学校(61作品)
【講評】
表現方法が切り絵、色鉛筆など、バラエティに富んでいます。また表現の中身についても多様なものごとについて取り上げており、生徒それぞれの表現するポイントに同じものがありません。それぞれが思い思いに、自分の感じたこと、好きなことを表現している点が良いと思いました。(風間正幸先生)
総評
審査委員長
女子美術大学 客員教授 遠藤友麗先生
女子からの応募が多かったですね。年々、絵が上手になっており、高校生はプロのイラストレーター並みのうまさでした。また、幼稚園・保育園の作品は、夢があり、東京ディズニーリゾートで楽しかったことがたくさん表現されていました。
このコンクールの良さは、他の人の真似をして描いている作品がほとんどなく、それぞれ自分の気持ちを描いている、という点です。東京ディズニーリゾートという場所が、一人ひとりが自分自身の心を感じることができる場所であり、だからこそ自分の絵が描けるのです。みんながそれぞれに“感じる心の袋”を持っていることが、全体の作品を通して伝わってきます。
全国造形教育連盟 委員長・町田市立町田第三中学校校長
永関和雄先生
無条件に楽しかった思い出や、遊んだ後の寂しさなども含めて、“楽しかった思い出”と捉えると、1枚1枚どの作品にも、その思い出が詰まっていることが感じられ、良かったと思います。描いた子どもたちの想いが感じられました。幼稚園・保育園部門、小学校部門の作品には、本当に自分の想いをストレートに描いている良さがありますし、中学生・高校生の作品にも、何枚も描いたことを思わせる熟練した印象の中に、“大好き”な気持ちを表現しており、楽しさが良く伝わってきます。
このコンクールでディズニーへの想いを描くことをきっかけに、他のことでもたくさんの絵手紙を書いて、友達や家族といった周りの人たちとのコミュニケーションを図ってほしいと思います。
日本教育美術連盟 理事・大阪芸術大学 芸術学部 教授 末延國康先生
昨年よりも、かなり多くの作品の応募があり、しかも全体的にレベルの高い作品が寄せられました。市をあげて取り組んでいただいた地域もあったほどです。今後、行政で取り組んで頂ければと期待しています。
東京ディズニーリゾートは、夢や希望を与えてくれるところであり、特に子どもたちにとっては、訪れたことがなくても描きたいことや描ける要素がたくさんある、という良さがあります。実際に、訪れていなくても訪れてみたい、という「夢と魔法の国」への想いを描いた作品も多々ありました。
また、作品の色使いは、全体的に明るくなった印象です。使用される彩画材料も様々なものを使って工夫を凝らした作品が増え、スパッタリングやコラージュなど表現技法も幅広くなったこともうれしい発展です。メッセージ性、テーマ性も幅広くなりました。どの作品も、子どもたちの気持ちの再現ができています。来年のコンクールはますます期待がふくらみます。
全国高等学校美術工芸教育研究会 事務局長・千葉県立浦安南高等学校教諭
風間正幸先生
初めて審査に参加しました。ディズニーのキャラクターを描いたものが多いのでは、と予想していましたが、実際は、いろいろな形で、バラエティーに富んだ作品にしよう、としている意欲がそれぞれ感じられ、その点がとても良いと思いました。自分が楽しいことや、自分自身の想いを形にする機会は、普段の生活の中で、ありそうで実はなかなかありません。コンクールをきっかけに、自分の気持ちを形にしてみるのは、良いことだと思います。
講談社 ディズニーファン編集部 石川るい子副編集長
2011年は、祈ることの多い年でした。「大切なひとにメッセージを伝えよう!」というコンセプトで始まった「絵はがきコンクール」は5回目を迎えました。今回、たくさんの応募作品のなかでとくに目立ったのが「ありがとう」のメッセージです。震災のあと、私たちの大好きなパークも閉園になりました。再開のときの「また、この場所で会えたね!」の喜び……さまざまな思いがこもった作品の数々、心をこめて選考しました。第1回から関わってきたなかでも、忘れられない年になりそうです。パークがもつ幸せのエネルギー、「言葉」の力、みんなの思いを、この入賞作品から受け止めてください。そしてどうかそのパワーが、みんなの元に届きますように。今年も、ありがとうございました!





































































































